特定行為
特定行為
南砺市民病院
外科病棟
<看護職員になって通算>15年目(R3)
<現所属>2年目(R3)
<特定行為研修受講年度>令和元年度
谷口 ひとみ
特定行為研修を受講したきっかけは何ですか?
南砺市民病院で特定行為研修を受講できると上司よりお話をいただき、仕事をしながらの長期研修をやり遂げられるか?という自信がなく大変悩みましたが、日頃から知識やアセスメント能力の低さを感じていたので、思い切って受講することを決めました。
実際に特定行為研修を受講してみて良かったことはなんですか?
まだまだ分からないことはたくさんありますが、医師が患者さんのどのような症状を診て、データや画像所見と合わせてアセスメントしているかなど理解できることも少しずつ多くなったと同時に、日々の患者観察の中でアセスメントができるようになったことです。
やりがいや難しさを教えてください。
急性期病棟では特定行為として関われる患者さんが少ないことや、当院の患者さんは高齢者が多く他疾患併存患者も多いため、様々な情報やデータを集めないとアセスメントできないため、タイムリーな関わりが難しいです。
仕事で大切にしていることはどのようなことですか?
特定行為を行うことも求められているとは思いますが、看護師としてまず患者観察、アセスメント能力をつけて、異常の早期発見を行い早い段階で医師に報告でき、少しでも良い状態で早期退院につなげ患者さんに満足していただくことです。そして、患者さんの笑顔や満足度から私たちのやりがいや達成感を感じ、看護師の満足度も上がるような病棟にしていきたいと思っています。
休日の過ごし方やリフレッシュ方法を教えてください。
コロナ前は、仲の良い友達とランチに行ったりしていましたが、最近はまず体を休めて元気になったら、おいしい物を作って家族と食べたり、好きなテレビを見たり、いつか行けるだろうと旅行サイトを見ています。
これから特定看護師を目指す方へのメッセージをお願いします。
仕事をしながらの研修は大変な面もありますが、自分の場合は、仕事で患者さんと話しをすることや職場の仲間といることがリフレッシュとなりストレス発散になっています。自分の現在の力に満足していない方、もっと知識やアセスメント力をつけたい方、看護の質を上げたいと考えておられる方にはとてもよい研修だと思います。
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南砺市は高齢化率が高く、南砺市民病院の入院患者さんも同様に高齢化しています。そのため、他疾患併存患者さんが多く、また老々介護や独居などといった状況にある方もたくさんおられます。南砺市民病院は、医師や看護師だけでなくリハビリスタッフやMSWなど多職種とともに、入院時から退院後まで患者さんの思いを尊重した支援を行っています。そして患者さんが退院後も安心・安全に暮らせるよう、訪問診療や南砺市訪問看護ステーションと情報を共有して、患者さんの生活を支えていけるよう取り組んでいます。